ロードはシーズンオフだしマチューはまだシクロはじめないし予定も出さないし暇を持て余しているのでね……。
暇だと私はラジオを聞くことが非常に捗るのですが(聞きながらゲームをやるのがしあわせ。いまだとあつまれどうぶつの森とアークナイツとSkyEndMarket)、民放はCMがめんどうくさく、podcastは耳が悪いので音質が気になる(この話もどこかで書きたい)、を経て、もっぱら、らじるらじるでNHK R1を聞いています。
NHKのラジオだけはNHK ONEの改悪から逃れ、とはいえもうすぐ改編があるのですが、さすがにUIがシンプルで使いやすいのですよね。radikoと違って1週間のうちなら何度でも聴き返せるのもいい! で、今回の話は昼の帯番組の「まんまる」から。朝の帯とか、夕方とか、ラジオ深夜便(10時は深夜じゃない!と言いたい)とか、も好きなんですがその話もまたいつか。10/27放送分、出演者は高山哲哉アナウンサー、パートナーの大菅小百合さん、ゲストの神山雄一郎さん。
大菅さんはスピードスケートと自転車競技両方でオリンピック出場したというオランダ人みたいな(?)経歴をお持ち、神山さんは2024年に競輪選手を引退したばかりで、現在は日本競輪選手養成所所長でいらっしゃる、ということで、ついこの間までトラック世界選手権をやっていたこともあり、タイムリー!とたのしく聞きましたよ~。
ひとまず、冒頭の2002年が20年前という話に仰け反る。いや頭ではわかってるんですが……。それにしても、アスリートの競技大会宿舎でのプライベートエピソードは大好き❤選手村におとなでも遊べるでっかいブランコがあったとか、そんなのこっちは想像もつかないわけで!(これは2002釜山アジア大会の話なので、SNSにはあんまり上がってなさそうな情報、というのもいい)
つぎに面白かったのは、神山さんの子供のころのエピソード。中学1年生にしてお父様といっしょに1日200km乗るサイクリングに出かける、夜中の1時2時まで乗る、からの野宿……いまみたいにコンビニがどこにでもあるわけじゃない。御本人も「サイクリングなのか拷問なのかわからない」とおっしゃってましたが、中学生にしてブルベ乗ってたみたいなものですよね。Wikipediaによれば、同様の情報が『競輪選手になるには』という書籍に出ているそうですが、果たしてこの経験が誰にでも活かせるのかというと謎な気がしますwロードの野良レースにも出場していたそうですが、作新学院に入学したことで神山さんはロードからトラックのほうに転向したのだそう。果たしてロードの道(サハラ砂漠みたいな話だ)に進んでいたらどうなるか、聴く側としては妄想が捗る展開です。
競輪の話はいろいろされていましたが、やはり神山さんのメンタルが強い……というか、何事にも動じない姿勢が、トラックだろうがロードだろうが自転車ってメンタルの競技なんだなあという思いを新たにしました。TTスペシャリストが全員性格良さそうなわけですよ。もうひとつ印象に残ったのは、競輪は一生物、オフがない、と神山さんが繰り返しおっしゃっていたこと。選手を引退したあとも練習がしたい!きつい練習がしたい!でも家の近くは坂が多いので乗りたくない!ともおっしゃっていて、自転車競技はどんなものでも(BMXだけはべつかもしれませんがw)生涯スポーツだなあと改めて思いました。
お便りで、通学用の自転車で風よけの効果を感じられないんですけど、という話にはめちゃくちゃ笑ってしまいました。通学中は自分だけ速くても集団が作れないからね……w