ユニコーンオーバーロード感想:プレイ時間30時間程度

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※blueskyに連続ポストした内容を試しにWhiteWindエントリとしてまとめたものです。

ゲームに対する印象がほぼ変わらなくなってきたし、たぶんユニコーンオーバーロードのだいたいのところは経験したと思うんだけど…

レベルデザイン

レベルデザインは、ブレスオブザワイルドというか、オクトパストラベラーみたいな感じ。大きく5つのエリアにわかれていて、開始地点がラスボスに直結しつつ、強くなるなら各地方を訪れる…しかしレベルで導線は引かれているという。

ワールドマップがその下地になっているけど、探索のフィールはオクトラが一番近い感じする。

シナリオ

こういうデザインになっている関係上、BotWと同様にシナリオはかなり薄くシンプルで、エリア毎に相互に独立してる。 また、大多数の登場人物が支配の術を受けていて主人公が正気に戻す、という流れなこともあり、人間や政治の描写はだいぶ蛋白。

戦闘・ビルド

戦闘は、ワールドマップをそのままステージに採用した伝説のオウガバトルみたいな感じだけど、クラスやアイテム、スキルの数がかなり多くてビルド幅が広い。タワーディフェンス的な戦略性に加えて、ガンビットみたいなユニットごとのスキル発動の細かな制御要素もあって、このゲームの一番面白いところだと思う。

キャラクター

キャラクターは異常に多く、キャラクター毎に親密度があり、上げると親密度会話が見られてユニット編成時の能力補正もある…といったあたり、ここはFEパクったんですねという感じになってる。

キャラはどれも魅力的ではあるんだけど、クエスト戦闘1つ終わる度に誰かしら加入するぐらいペースが早いので、主要キャラ以外は登場時以降は親密度会話以外再登場することは少なく、親密度会話も今のところちょっとした日常会話的なものがほとんど。

好きな人は好きだと思うけど、私はキャラはもっと少なくても良いから掘り下げがあった方が好みではあった。

世界の描写

世界観的なものについては、ストーリー、マップ等ビジュアルだけでなく、図鑑等のテキスト、ゲーム中のイベント、クラスのビジュアル・説明・性能、武器防具アクセサリ、各種素材等で色々と描写されているので、個人的にはかなり頑張っていると思う。特に、地方ごとに違う素材が用意されているだけでなく、クラスにも特徴があり、店で売っている装備品の品揃えも街ごとに異なり、さらに特徴的な一品物が売られているのは面白かった。

総評

まだ中盤くらいなので、主にシステム的やゲームループからの判断になるけど、今のところは85~90点ぐらいで落ち着きそうかなぁという印象。マイナス要素はやっぱりストーリーとキャラ描写の薄さで、ビルド・編成と戦闘の面白さでだいぶカバーできてはいるけど、BotWみたいにすべてを補って100点!とまではいかないな、という感じ。

崩壊した世界で一人で姫を助けてハッピーエンド、というゲームと比べると、大人数が登場する戦記物SLGにはさすがにもう少し求めたくはなる。支配の術とかじゃなく、各自の利害関係や人間関係に基づく動きの機微みたいなものが見たかった。

今のところこんな感じ。

まぁ私のTRIANGLE STRATEGY評価は6.8/10だったらしいので…それより全然楽しんでるのは間違いない。

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