ボスに倒されたら「クソがっ!」 ボスを倒しても「クソがっ!」と思えるゲーム(友人談)
見出しタイトルにフロムゲー常連のありがたい言葉使わせていただきました。それぐらい過酷なフロムゲー代表作の一つBloodborne。かれこれ2年くらい前でしょうか......一旦プレイしたものの死にゲー初心者らしく序盤のボスに10回以上ボコボコにされて心が折れてからそっと見ないようにしてたのですが再挑戦してみました。いやぁ~人間やれば出来るもんですね。ゲーム仲間に助けてもらいながらですがクリアできましたよ!!そして今では一人でボスも倒せる立派な狩人に成長いたしましたよ.........やったね!!!!
ストーリーの話は長くなりそうなので後半で。まずはゲームシステムとか操作性の話。SCEジャパンスタジオとフロム・ソフトウェアが作ってるのですがゲームシステムなどはほぼフロムゲーとのこと。すなわち死にゲー。倒されたら近くで手軽にリスポーンとかないです。ツライ。操作性もツライんですよ。正直最近のビャンビャン飛べたり軽快にダッシュできたりする爽快感重視のゲームが好きな人はツライと思います。ブラボの世界のダッシュはおっっそい。ステップ以外での回避は無意味と思ってください。敵の攻撃は確実に当たります。だがそれがブラボの良い所。あと高い所から落ちたら死にます!!!リアリティある~~!!!!!そして武器の扱いも難しい!!!!長い得物でも相手に当たると思うな!!銃、投擲はターゲットロックオンしないと当たらないぞ。最近のゲームによくあるオートエイム........甘えるな!そんなものはない!!!!だがそれがブラボの以下略。すなわち不屈のどM心がないとこのゲーム、耐えれないんです
とまぁ私事ではありますが死にゲー初心者らしく大変苦労しまして.....中でも銃パリィ+モツ抜きは元旦丸1日使って練習してた程wwwwおせちも食べず微笑ましいお笑い特番も見ずひたすら銃パリィの練習をしてるという地獄の正月wwwwww
派閥とは?狩人の種類?上位者とは?
じゃあ肝心のストーリーの話しましょうか.......率直に言うと「よく分かりません」。このブラボ、いろんな派閥やら狩人の種類やら上位者(神様的存在)やらただでさえ難しい設定が絡み合ってる挙句プレイヤーにストーリーの解釈を任せる傾向にある為クリアまでしてもはっきりすっきり終わらないんですよ。手記を読んだってNPCの話を聞いたって話の半分程度しか理解できない。まさになるほど分からんってのが私の率直な感想。因みにフロムゲー上級者に言わせると「あ、フロムいつもそんなだよ☆」らしいです。あまりストーリーの考察に頭を抱えず雰囲気マウンテンなヴィクトリア時代モチーフの建物とゴシックホラー的なグロさを楽しむのが吉かなと思ってます
舞台はとある街ヤーナム。ヤーナムは血の医療が発展してる街なので医療関係で栄えてたんじゃないかなぁと推測。この街人が獣になる病も流行っていてそこら中獣だらけで危ないんですよ。情報過多な街だなヤーナム。このことから「主人公も何かしらの病気で血の医療を受けに来た」と言われてますね。でも何の前情報も入れてなかった私は「主人公は獣を狩る狩人なのでこの街に獣狩りの為に来た」と思い込んでましたよ
でこのゲーム始まりがいきなり輸血されて気を失いヤーナムの街にほっぽり出されます。チュートリアルなんて優しいシステムはありません。洋ゲー並みの放任主義(最初ガチで洋ゲーと思ってた)。そして始まってすぐ目的を書いた手記が近くにあるのですが.......
お、...おう、分からん.............。目的を親切に教えてくれてるのにここまで分からないのも珍しい。言い回しがいちいちカッコ良く中二病だ。ストーリー中のヒントとなる手記やNPCも全部中二病みたいな言い回しするから本当に分からない。だがそれがブラボっぽくて良い
以下ストーリーを進めて行く中での私のクソデカ疑問
- 序盤からエミーリア辺りまでの敵が獣系だったのでラストまで獣が敵なのかと思いきや段々宇宙を匂わせてきたので敵は宇宙人なのか?
- ゲールマンに聖杯ダンジョンを薦められてクリアまでしたがや本編との繋がりってあったのか?
- カインハーストとかローゲリウスがどうストーリーに関係してるのか全く分かってない
- ブラボのアートブックを見ると聖堂街上層の敵の名称が「星の子ら」とか「星界からの使者」だからやっぱりブラボは宇宙の話?
- ミコラーシュが何だったのか未だ分からず変な被り物してる変な人どまりになってる
- ミコラーシュが交信してた上位者って神様?
- ラスボスが赤ちゃんで一気に頭の中が「??」に。この赤ちゃんは何だったんだ
- 最後ゲールマンの「介錯に身を任せる」と「任せない」の二択を両方やってみたけどこのゲームが始まった時の目的「青ざめた血」が何なのか答えは教えてもらえず
という感じでフワッと私のブラボは幕を閉じたんですが..........ちょおっっっと待ったーーーー!!!!何にも分かんないまま終わった!!!!あまりの分からなさにクリアしたその日から考察を漁りまくりました。参考にした考察動画こちら
いやぁ........凄いよね。あんなに訳が分からないストーリーここまで紐解くのは。この人達は啓蒙99くらい持ってるのかな?!?!考察動画を見た上での私が勘違いしてた事その1→上位者は神様ではなく宇宙人っぽい。その2→実は「青ざめた血」をちゃんと見つけていた
これゲールマンの介錯に身を任せないを選んでゲールマンを倒すと見れるムービーなんですが月の真ん中に写ってる月の魔物..........これが「青ざめた血」なのだ!!!!分かんねぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーー!!!!www更に特定のアイテムを使ってるとこの月の魔物を倒すことができて3番目のEDを見れるという。全ての謎を解いて見れるのが3番目のEDなので真EDなのかなぁと思います
でですよ、いろいろ考察見てて最終的に気になった事が下図
どっちなんだろうか.......あるいはどちらとも間違ってるのか。ブラボって結局答えないから自分の解釈が正解でいいんだろうけど気になります
心地良いバッドエンドなNPC達
このブラボなんですが本筋ストーリーとは別におまけ程度ですがNPCのストーリーというものがありまして。個人的に印象深かったNPC達の末路まとめたんで.....よかったら見てってくださいな。末路って書くくらいだからお察しなんですけどね。心地良いバッドエンドをどうぞ
終わりが無い夜
結局全部「夢」なんですよね。主人公は介錯EDの場合朝を迎えて悪夢から解放されますが多分ゲーム開始時のヤーナムの街って主人公が朝を迎えたヤーナムの街とは別次元にあの姿のまま永遠にあり続けると思うんです。そしてまた別の狩人達があのヤーナムの街にやってきて獣を狩り続ける。地獄がエンドレスしてるんでしょうね。この醒めない心地良い地獄に終わりは無いんですきっと