Galaxyのシャッター音はデカすぎて静かなシーンで写真を取るのが憚られませんか? (僕はとても憚られます。特に大学の講義中の資料保存。)
以前調べて消音したのですが、大抵アプデの度設定が元に戻されてしまいその都度調べていたので、半分自分用に、半分は同じように困っている方のためにメモ。完全無料でスマホだけでできるので比較的お手軽です (多分)。
注意
- この記事は盗撮及びその他の犯罪行為を肯定・助長するものではありません。写真はマナーを守って撮影しましょう。
- この記事内で紹介されているコマンド・用語が理解できない場合は実行しないことをおすすめします。自己責任でお願いします。
- この作業はワイヤレスでバッグを利用します。必ず信頼できる無線LAN(なるべく自宅LAN)環境下で行ってください。
要約
- ワイヤレスデバッグ有効化
- TermuxからShizukuを利用可能にする
settings put system csc_pref_camera_forced_shuttersound_key 0を実行。
Boom!
詳細
使用端末:Galaxy Z Flip5 (OneUI 7.0、Android 15)
(アプデが来るたびにコマンドを実行していますが2025年7月現在で問題なく動作しています。)
この記事ではShizukuとTermuxという2つのオープンソースアプリを用います。事前にDLしておいてください。
↓Shizuku (公式サイト) ここからGithubやF-Droid系のapkもDLできます。
https://shizuku.rikka.app/download/
↓Shizuku (Google Play)
https://play.google.com/store/apps/details?id=moe.shizuku.privileged.api
↓Termux (公式サイト) 同じくGithubやF-DroidからDLできます。
https://termux.dev/
↓Termux (Google Play)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.termux
1. 開発者向けオプションを利用可能にする
Shizukuはワイヤレスデバッグ機能を利用するのでこれを有効化すべく開発者向けオプションを有効化します。
[設定] > [端末情報] > [ソフトウェア情報] > [ビルド番号]を7回タップします。するとロック解除をを求められるので解除、「開発用の設定を許可しますか?」と聞かれるので [OK] をタップ。「デベロッパーモードが有効になりました」というトーストが表示されたら開発者向けオプションが利用可能になったったはずです。
2. Shizukuをペアリングして開始する。
先ほどダウンロードしたShizukuを起動します。 [ペアリング] をタップするとこのような画面になるので [開発者向けオプション] をタップします。すると開発者向けオプションの [ワイヤレス デバッグ] に遷移するので [ワイヤレス デバッグ] をタップ。スイッチをONにします。ここで「このネットワークでワイヤレス デバッグを許可しますか?」と聞かれるので、問題がなければ [許可] をタップ。これでワイヤレスデバッグが有効化されました。
続いて [ペア設定コードによるデバイスのペア設定] をタップします。するとShizukuからの通知が表示されるのでこの通知にペアリングコードを入力して [送信] 。Shizukuから「ペアリングしました」という通知が表示されたら成功です。Shizukuに戻ると「Shizukuは実行中」となっているはずです。この状態で [開始] をタップします。ターミナルのような画面が表示されますが少し待って元の画面に戻ったらShizuku側の準備は完了です。
3. TermuxからShizukuを利用できるようにする
Shizukuで [ターミナルアプリから「Shizuku」を利用する] をタップします。[ファイルのエクスポート] をタップします。ファイルの保存先を聞かれるので左上のハンバーガーメニューから [Termux] を選択し、わかりやすいディレクトリに保存します。(ここで選択した [Termux]はTermuxでエミュレートされるホームディレクトリになります。今回はこのホームディレクトリ直下に「shizuku」というディレクトリを作成してこの中にファイルを保存しました。)
ここからはTermux側での操作となります。Termuxで先程ファイルを保存したディレクトリに移動します。任意のテキストエディタを用いて「rish」を開きます。24行目の終わりにある"PKG"を"com.termux"と書き換えて保存します。
これで準備完了です。
4. 設定を書き換えてシャッター音を消す
「rish」が存在するディレクトリで
sh rish
を実行します。するとShizukuのターミナルに切り替わります。ここではPCでadb shellしたときと同じコマンドが使用可能です()。今回はシャッター音を消したいので
settings put system csc_pref_camera_forced_shuttersound_key 0
を実行します。特に出力はありません。完了したらexitして、設定反映のために端末を再起動します。
これでもうシャッター音とはお別れです。
ここで実行したコマンドはサイレントモード時にシャッター音を鳴らさないようにするキーの値を書き換えるものなのでサイレントモードがONになっていない場合は今まで通りシャッター音が鳴りますのでその点だけご注意ください。(つまり鳴ってほしい場面ではサイレントモードをオフにすればいい。)
また、なんらかの理由でこの設定を戻したくなった場合は、
settings put system csc_pref_camera_forced_shuttersound_key 1
を実行してください。
5. おわりに
これで標準アプリで静かに写真が取れます。今回は一応「完全無料でGooglePlayからインストールできるアプリ」縛りでやったのですが、正直aShellをインストールして同じコマンドを使ったほうが楽かもしれません (手順3.がまるまる不要)。いずれにせよ、割と手軽に、スマホだけで(ここ重要)、シャッター音を消せるので割といいと思います。今回はシャッター音を消しただけですが、さっきの画面からadbコマンドが実行できるので対応機種であればSDカードの内蔵化とかもできるはず。色々できて便利なのでお試しあれ。