palmstories あなた
5人の作家によるアンソロジー。
津村記久子『六階を見習って』
岡田利規 『一月、生暖かい月曜日の午後のこと』
町田康 『言ひわけ』
又吉直樹 『行列』
大崎清夏 『眼鏡のバレリーナのために』
たて13.8cm x よこ 11.2 cm (筆者計測値)。
物語を読むというよりは、
ちょっとお菓子の袋を開けてつまむ。
窓を開けて換気をする。
くらいの気軽さで関わることができる。
個人的に好きな一節。
雪を避ける猫みたいに、朝まで、ただ、息をしていました。
大崎清夏 『眼鏡のバレリーナのために』
嫌なことがあってとにかくもう眠れないみたいな夜を、こう言うこともできるんだと驚いた。
palmbooks 『palmstories』 amzn.asia/d/06bhtZAe
5人の作家のアンソロジー。 「雪を避ける猫みたいに、朝まで、ただ、息をしていました。」 大崎清夏 『眼鏡のバレリーナのために』
嫌なことがあってとにかくもう眠れないみたいな夜を、こう言うこともできるんだと驚いた。
— Luna MURE (@mureluna.bsky.social) Jul 24, 2024 at 21:54
ジムに通う人の栄養学 スポーツ栄養学入門
最近、Bluetoothで接続してスマホで体重管理ができる体重計を買った。
3ヶ月くらい体重を測ってみたが、全く体重が変化しない。
面白くない。滝のような急降下や、龍のような急上昇を見てみたい。
体重にもホメオスタシスがあるのだろうか。
体重が変わらない原因を探してこの本を手に取った。
岡村浩嗣 『ジムに通う人の栄養学』 アスリートではない普通の人たちが運動をする際に知っておきたい栄養と食事の知識をわかりやすく解説する、スポーツ栄養学の入門書。一般向けに分かりやすく科学的な内容を解説するブルーバックスシリーズの中の一冊で、巷で言われている筋力増強法やダイエット方法に科学的な根拠があるか疑問を持った時に読むと良いと思う。 単に健康情報を提供するだけではなく、P160で「健康情報の信頼性の考え方」として、データを鵜呑みにせず背景や実験設定を確認しながら「データを読む」力をつけてくれる。特に運動に興味がなくても、高校生や大学生はこの本から学ぶことはできると思う。
— Luna MURE (@mureluna.bsky.social) Jul 15, 2024 at 21:26
答えはわからなかったが、いい本だった。
以下、巻末のQ&Aやデータの個人的なまとめ。
筋力アップに興味があるわたしが勉強になった点
Q. 筋肉作りにプロテインは必要か?
A. 必ずしも必要ではない
- 食事からタンパク質が取れていたらそれだけで十分
- エネルギーが充足していることが重要
- 筋肉たんぱく質の合成は、1回の食事で20g で最大効率で、それ以上とってもエネルギーとして消費されてしまう
- 日本人のタンパク質の必要量は、1日あたり体重1kgあたり1g程度
- 運動直後に食事をすることが重要(高タンパク出なくても良いというラットでの実験結果)
- タンパク質の摂取量を増やすと、接触時の体タンパク質合成が高まると同時に絶食時の分解も高まる(なぜ?)— Luna MURE (@mureluna.bsky.social) Jul 15, 2024 at 21:30
Q. トレーニングをしても筋肉がつかない。なぜか A. 主食が少ないなど、エネルギーが不足している可能性がある - タンパク質はアミノ酸に分解されてから筋肉の合成に使用されるため、エネルギーが不足していると筋肉はつかない
Q. 肉より魚の方が良いか? A. 栄養素に違いがあるが、どちらが良いとは言えない
- 魚は多価不飽和脂肪酸が多く、植物油に近い
- 魚はビタミンDが多い— Luna MURE (@mureluna.bsky.social) Jul 15, 2024 at 21:33
Q. 運動しても体重が減らないのはなぜか? A. 消費エネルギーより摂取エネルギーが多いと体重は減らない - 1kgの体脂肪には約7000kcalのエネルギーが蓄えられており、1日500kcalエネルギー不足にしたら2週間で1kg痩せる
Q. サプリは必要か? A. 必ずしも必要ではない
- いろんな食品をとり、必要な量のエネルギーを摂取すれば、必ずしも必要ではない
- いろんな食品とは、主食、主菜、副菜、乳製品、果物であり、主食、主菜、白菜を3:1:2の割合が望ましい
- 鉄分のように不足しがちな栄養素はとったほうがいい場合もあるが、過剰に摂取することに害があるので注意— Luna MURE (@mureluna.bsky.social) Jul 15, 2024 at 21:35
ビル・パーキンス 『DIE WITH ZERO』
他人の靴を履いてみることが大切なのは知っているが、実際は難しい。友達との旅行先を選ぶくらいのことでも、費用のことで衝突して、結局自分に合わせてもらう形になった(自分は費用をかけず国内で、友達はヨーロッパへ行きたいと言って、ヨーロッパにはもう少しお金を貯めてから行こうと伝えた) 。 最近、その友達が勧めてくれた『Die with Zero』を読んでいると、「金より経験が重要」「経験はタイミングが重要」と書いてある。 友達にとっては「今のこのタイミングでヨーロッパに行く経験がお金より重要と考えていた」のではと思い、旅行先を選ぶ時点でその考えを理解できなかったことで反省中。
— Luna MURE (@mureluna.bsky.social) Jul 2, 2024 at 8:40
友人に貸してもらって読んだ本。
いつか働けなくなるんじゃないか、という漫然とした不安を抱えながら生きてきたなということと、
なるべく人からお金を恵んでもらわずに、自分で稼いだ分でやりくりしないといけないと考えて生きてきたな、ということを思った。
それは確かに悪いことではないんだけど、仕送りをもらっていた学生時代は友達との旅行をしぶったりしていて、もったいなかったなと。
この本を読んでいて、自分は何にお金を使いたいだろうと考えたのだけど、こんな感じのものに使いたいというのがいくつか浮かんだ。
- 良い道具
- 本、音楽
- 人が喜ぶこと
欲しいものの値段が比較的安い感じがする。根っからの貧乏性なのかもしれない。