Hello Mobility で 電気自動車 FOMM ONEを利用してみたらすごく便利だった話

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最近、OpenStreet株式会社が運営する電動自動車や電動スクーターをシェアするサービス「Hello Mobility」を利用してみました。以前から自転車シェアサービス「Hello Cycling」が便利でよく利用していて、同じ会社サービスとして期待して利用してみたところ、期待以上に便利で感動しました。

Hello Mobilityの最大の利点は、乗り捨て可能で登録料が不要なこと、そしてサステイナブルな移動手段であることです。このサービスは、車・電車・バス・タクシーに代わるの近距離・中距離移動手段として非常に魅力的です。

Hello Mobility サービス紹介

今回私が利用した車種は「FOMM ONE」。これは世界最小クラスの4人乗り超小型EVで、EV車ならではの密閉性の高さを生かし、水に浮くことができるため、災害時にも強いという特徴があります。

 

 実際に乗ってみた感想としては、普通の車とほとんど変わらない感覚で運転できました。静かでスムーズに進み、小型なので小回りが効き、駐車も非常に簡単です。

 また、乗り捨ての便利さも素晴らしいです。近くの友達の家に遊びに行って数時間過ごしたのですが、レンタカーだと使っていない時間も利用料がかかってしまいます。Hello Mobilityなら友達の家の近くにスポットがあればそこで乗り捨てができるので、利用料が抑えられます。結果として、バスやタクシーで行くよりも移動費を節約できました。

 しかし、いくつかのデメリットも感じました。特に、ハンドルの両脇についたレバーを使って車を操作する感覚には慣れが必要です。このレバー操作は、大まかに言うと、握ると加速、放すと減速するという機能になっています。FOMM Oneには足元にアクセルペダルがなく、ブレーキペダルだけが用意されており、進みたい時はレバーを引き、減速したい時はレバーを放し、完全に止まりたい時はペダルを踏むというふうに分けられています。アクセルペダルをなくすことで、アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐことが目的、と言うような説明を見ました。

 自分が使っていてややこしいと感じたのは、レバーに減速の機能を持たせているところです。エンジンブレーキのような使い方を想定して貰えばわかるのですが、車間距離がある時にレバーを放して徐々に減速していき、止まる寸前でフットブレーキで止まるようにして使います。しかし、「止まりたい」→「レバー操作」→「フットブレーキ」というふうなイメージがついているので、初めての利用だったこともあり、急停車するときに混乱してしまいました。

 そして今回の利用中に一度、止まりたい時に間違ってレバーを握ってしまい、危うく前の車に突っ込みそうになりました。慣れるまでは停車にすごく気を遣う必要があるように感じました。

 総括としては、近・中距離でバスや電車が通っていない場所への移動には、Hello Mobilityは非常に便利です。小型EVの乗り心地も良く、スイスイと移動が可能ですが、FOMM Oneのアクセルレバーには慣れが必要です。それでも、このサービスはこれからさらに広がっていくように感じました。

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Luna MURE

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