ATProto Dashboardを作りました。
https://atpdashboard.usounds.work/
出来ること
ATProtoではこのWhiteWindの様に独自にCollection(lexicon)を作ることが出来ますが、どの様なCollectionがあるかを知る手段がありませんでした。Bluesky社が管理するlexiconについてはイベントを見ているサイトがいくつかありますが、独自のCollectionについては手段が少なさそうだったので新たに作りました。2025年1月17日から収集を開始したので、それ以前のイベントは取得していません。
使い方
設定(2025/01/21追加)
Exclude collections with transaction key
CollectionにトランザクションID(TID)を埋め込むCollectionを集計対象外にします。開発者が検知しているCollectionを意図的に除外しており、検知しているもの以外に発生した場合は都度対応が必要です。ヘッドライン
上の方に数字が並んでいます。Total Collections
これまでに収集したCollectionの種類の件数を表示しますTotal Sub Name Spaces
例えば、私のサービスであればuk.skublur.postとuk.skublur.preferenceの2つのCollectionがあります。「uk.skyblur」までが同じなら同じサービスとみなした件数です。当然、io.githubやapp.netlifyなどの汎用サービスのNSIDについては誤検知しますので、実際のサービス名より少し少なくなると思います。
Total Users
独自Collectionのレコードを作成したDIDをカウントします。そのサービスの作者ではなく、利用者をカウントします。作者を調べる手段は今のところありません。Cursor Delay in Minutes
Collectionに全く関係ありません。この仕組みはバックエンドでJetstreamを使っていますので、Jetstreamの受信に遅延が発生すると、遅れている分数が表示されます。もし、1日ぐらい遅延している様でしたら、お手数ですが作者までご連絡ください。
隠し機能
数字のところをタップすると、ダッシュボードの内容を最新化します。Collection
Collectionを一覧表示します。COLLECTION
受信したコレクション名ですEVENTS
CollectionのCreateイベントが発生した件数を表示しますFIRST INDEXED
2025年1月17日以降、そのコレクションにおいて一番初めにレコードが作成された時間を表示しますLAST INDEXED
そのコレクションにおいて最新のレコードが作成された時間を表示します並び替え
ヘッダ部分(COLLECTION、EVENTSなど)をタップすると、その列で並び替えしますFIRST INDEXEDで降順ソートすると、新しいサービスを見つけやすくなるかもしれません。ただし、この仕組みの情報は1月17日から収集していますので、それ以前にレコードがあっても初めてと誤検知します。
Search
文字を入力すると、該当するCollectionのみ一覧表示する様になります。今後
lexicon解決が出来る様になったら、その定義を参照できる様にしようと考えています。APIは勝手に使っていただいて大丈夫ですが、仕様が変わることが想定されますのでご注意ください。
昔の名残でカスタムフィードジェネレーターのデータは溜まっているので、別のダッシュボードで公開予定です。