Blueskyによって行われるモデレーションのうち、takedownのみに限っても色々種類がある。それぞれのtakedownに対して、どこから見えなくなるかまとめてみた。
appview | 公式labeler | 国別labeler | relay | PDS | |
---|---|---|---|---|---|
公式クライアント | x | x | x | x | x |
3pクライアント | x | ? | o | x | x |
非Blueskyサービス | o | o | o | ? | x |
PDS API | o | o | o | o | x |
多くの利用者の場合、appview・labeler(公式/国別)・Bluesky PDSのtakedownはセットで実施される点に注意。おそらく公式Ozoneでtakedownが決定された時点で3つともにtakedownが出る。
takedown方法
- appview: api.bsky.appのモデレーションAPIでtakedown
- 公式labeler: moderation.bsky.appが
!takedown
ラベルを発行 - 国別labeler: 閲覧者の所在地に応じたlabelerが
!takedown
ラベルを発行- トルコならmoderation-tr.bsky.app (日本は準備中)
- relay: bsky.network独自の処理でfirehoseから除外
- これだけプロトコル外の話だが、これもtakedownと呼ばれている&たまに話題に上がるので含めた
- スパム対策で使われることがあるらしい
- PDS: 対象者所属PDSのモデレーションAPIでtakedown
- 例えばbsky.appをtakedownする場合はpuffball.us-east.host.bsky.network
- Bluesky以外のPDSならそこの管理者が実施する
閲覧方法
- 公式クライアント: bsky.appや公式モバイルアプリ
- 3pクライアント: Blueskyのappview(api.bsky.app)を使うクライアント
- 非Blueskyサービス: 独自のインデックスを持つatprotoサービス
- Spark Socialのように独自のインフラを持つ場合、Blueskyモデレーションの影響を受けるのは対象者がBlueskyのPDSにいる場合のみ
- Smoke Signalやconstellationなど多くのサービスはBlueskyのインフラ(firehose)を使っているのでrelayのtakedownが影響する
- どちらの場合もBluesky labelerのモデレーションに相乗りすることはありえる
- PDS API: 対象者所属PDSのデータ取得API
- PDSlsやATProto Browserで見た場合はここに該当する